マスクを作ってみた(新作)

 先日製作したマスクですが、長いこと使っている間に色々と改良を加えていますので、最新作を公開します。少しでもお役に立てば幸いです。

★改良点について

・より顔にフィットするように、マスク形状の変更
(ここが一番改良を重ねたところです。顔の形は人それぞれ違うので、フィット感を向上させるには、前面のカーブ、特にあごに近い方を修正してみてください。あごの細い方はカーブをきつく、エラが張っている方は逆にカーブを緩く等)

・針金の通し方をよりスマートに

・上部を二重にして、マスクを通して出た息によるメガネ曇りの低減

型紙(ダウンロードはご自由にどうぞ、転載はご遠慮ください。)

★作り方

材料は100均の洗えるフェルトを使用します。

「本体」と「表重ね部」をそれぞれ2枚ずつ切り出し、点線の部分を縫い合わせます。

縫い合わせた部分は、裏側から開いてアイロンがけをします。

ジグザグに縫っておくと、後ほどの針金を通す工程が楽になります。

「本体」と「表重ね部」を合わせて、ずれないように固定します。

縁の部分をジグザグ縫いで縫い合わせます。

縫い目の幅を細かくした方が、見た目がよくなりそうです。

ジグザグ縫いの下、約5~8mmほど離れたところを平行に縫います。

針金はサビが出ないよう、樹脂皮膜のあるタイプを使用します。
太さは1.2mm~1.6mmくらい。細い方がフィットさせやすいのですが
ちょっとしたことで変形しやすいので、好みにより決めてください。

ジグザグ縫いと、その下の平行に縫った間に針金を通します。針金の長さは、両端を折り曲げることを考慮して短めにします。また、通しやすくするために、針金の先端は丸めておきます。

タイツの足の部分を輪切りにして、まるめて耳ゴムにします。

太めにした方が、耳が痛くなりません。

両側に耳ゴムを通すための輪っかを作りますが、その前に上下の布を縫い合わせておくと、折り曲げたときにずれが防げます。

最後に耳ゴムを通して、長さを調節すれば出来上がり。

耳ゴムの結び目は、輪っかの中に入れて隠します。

顔に当ててみて、鼻の形に添うように針金の形を整えてください。

カラーバリエーションを楽しむことも出来ます。

重ね部分を裏側に縫い付けるようにすれば、シンプルバージョンにもなります。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

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