市販のマスクが入手難、かつ、顔とマスクの間に隙間ができやすいことが気に入らないので、その点を改良すべく自作してみました。
ネットで探した立体型マスクの型紙を元にして、アゴの部分をすっぽり包めるよう、下部を拡大してみました。
完成品がこちら

本体部分の材料は100均で買ったフェルトです。耳掛けはタイツの足の部分を輪切りにしたものです。以下、詳しく説明します。
まずは型紙から

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型紙に合わせて2枚切り出します。A4サイズの布を二つ折りにすると、ちょうどいい大きさです。
点線部分を縫います。
フェルトだと切りっぱなしでも見てくれが悪くないので製作が楽です。

鼻の部分は裏側から、高さ3cm、幅12cmくらいの余りぎれを縫い付けます。ここに針金を通して鼻の形に合わせて曲げ、密着度を上げます。

針金は、線径1.2mm、サビが出にくい樹脂皮膜のものを使いました。顔に刺さらないように先端は丸めておきましょう。実際に使用してみると、やや頼りないので2本入れました。
これから作るなら、線径1.6mmのものがいいと思います。
耳かけのひもは、タイツの足の部分を3cmくらいの幅で輪切りにして丸めます。


この状態で1カ所を切り、ひもにします。

マスクの端をループ状に縫い、ひもを通します。長さを調整して結んだら、結び目はループの中に納めます。

鼻の部分を大まかな形に曲げてから装着し、フィット感を確かめましょう。鼻の周囲からの息漏れがなくなるよう、針金の形を微調整します。(これ、結構手間がかかりますが、ピタッと合わせると実に気持ちいいです。)
次に、あごの部分の隙間を確認し、自分の顔に合うよう、つまんで縫います。
これで完成です。
フェルトの通気性はなかなか良好です。フィルター効果を高めるため、もっと厚い2mmくらいのフェルトを使うといいかも知れません。
何より、マスク周囲からの息漏れを押さえるという目的がかなえられましたので、とりあえずよしとしましょう。