世田谷線

今も残るチンチン電車

京王線 下高井戸駅から新玉川線 三軒茶屋駅までを
結ぶ全10駅のローカル線です。
かつて、東京の都市建設に必要な砂利を、多摩川から
渋谷まで運ぶため、明治時代に開業したということです。
その後、路面電車として、昭和の中頃まで走っていました
が、時代の波に呑まれてついに廃止。
本線部分は地下鉄の新玉川線として生まれ変わっています。
現在、残っているのは支線部分ですが、専用軌道である
がゆえに今日まで生き延びることができた路線で、今も
チンチン電車の歴史を引き継いでいます。
運転台

2つの圧力メーターとブレーキレバーの陰にスピード
メーターがあります。
ただいま運転中

 運転席の後ろには、運賃箱。 終点駅以外はほとんど
無人ですから、先頭車両は運転手さんが、後部車両は
車掌さんが運賃の収納を行います。

思いっきりレトロな雰囲気は、私が子供だった頃、母に連れ
られて二子玉川園に遊びに行った30年前を彷彿とさせます。

「ほら、発車するよ。早く乗って。」
恰幅のいい車掌さんの声に足を早めて乗り込みます。
では、出発しましょう。